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果報は寝て待て(-_☆)


果報を寝て待ってはいるのですが・・・
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7年前の私

    

めぐ嬢が7年前を振り返るって日記を書いてて、ふと私も自分の7年前を振り返ってみたくなった。


・・・7年前か・・・


ほぼ毎日のように飲み歩いてた頃だろう(爆)
散財癖も加速をつけて、猛烈に貧乏なんだかリッチなんだかよくわからない生活をしてたって思う。
ホントに。

ネットにも明け暮れてて、月の半分は夜勤やってて・・と、生活時間も崩壊。
考えてみれば、一番自由に暮らしてた頃だったんだろうな〜って思う。

そんな私ですが、シゴトはキチンとやってましたとも!!



・・・たぶん(。。;)



緩和ケアに興味を持っていたので、片道1時間半近くかかるトコまで通勤してました。
日勤だと朝の7時前にはウチを出て、帰ってくるのはどんなに早くても7時は過ぎてた。
夜勤明けの時なんかは、ホントに眠くてヤバいコトも1度や2度ではなかった。
でも緩和ケアがやりたくて通ったあの道のり。

まだ看護師になって数年足らずのヒヨっ子だったのにも関わらず、カナリ天狗になってた頃でもあった。
任された後輩指導だって、泣かすまでしごいた。←マジで(爆)
私なりには一生懸命だったのだけど、師長からは「そこまでする必要がない」と意見が合わず、理解してもらえないと一人で思い込んでツラい時期でもあった。

そんな7年前の今頃に書いた日記をログを久しぶりに見てみた。

当時、サイトで公開してたある日の日記。

今でもよく覚えてる。
はっきりと当時の場面を思い出すことのできるくらい、印象深かった出来事だった。
この患者さんとの出会いは私の看護に対する考え方に大きな転機を与えた出来事だったように思う。

+++++++++++++++++

ほんの数日前のこと。

私が担当していた患者さんが亡くなった。
夜勤明けで帰って数時間後の出来事だった。
家族の人に見守られながらのことだったそうです。

亡くなる数日前から、耐え切れない程の体の苦痛の対処として間歇的に鎮静をはかっていました。
目覚めると襲う苦痛に耐えられなかったのでしょう。
ある日、私に彼は言いました。
「なぜ目覚めなければならないのか・・・」と。
そんな彼の言葉に、どう答えればよいのかわからず、しばらく沈黙の後、私は「体の苦痛がそう○○さんを思わせてるのでしょう。苦痛をできるだけ少なくすることを約束しますので、毎日、一度は目覚める時間を作って、その時にどうするかは考えましょう。気分がよければしたいことがあるかもしれません。辛くてしょうがなければ眠りましょう。」と答えました。

その後、覚醒の時間を家族との時間にあてていたり、看護婦と散歩に出たりと、ほんの数日でしたが、有意義に過ごせているようにみえました。
そのうち、だんだん覚醒も悪くなり、眠りの時間が増えてきました。
亡くなる前夜は、覚醒そのものが苦痛になるように私にはみえました。
そんな中で私を見て、そして手を差し伸べながら彼が口にした言葉は「たすけて・・・」でした。

いつから彼はそう、私に言いたかったのでしょう・・・
そう思うと、自分のしてきたことが、ただの自己満足に過ぎなかったのではないのかと、なんだかとても切なくなりました。
結局その時は、全身状態が悪くなっていたので保留にしていた鎮静を家族の方と相談をして再開し、そのまま目覚めることなく永眠されました。

限られた時間を生きる患者さん達にとっては、やり直しはききません。
それだけに、彼等は精一杯生きています。
それに答えるにはどうするのか・・・

+++++++++++++++++

なかなか患者さんと正面から向き合うコトができなかった私だったのですが、この患者さんの全身全霊をこめていたと思われる言葉全てが当時の私にとって大きな衝撃でした。
自分がちっぽけな人間でしかないと痛感させられる一面でもあり、そして看護師としてだけでなく、人として深く考えさせられる出来事でもありました。

今の私なら、同じ場面でどうするのでしょうか?

きっと当時の私と変わらないのではないかと思います。
まだこの時の答えは出せずにいるから。
だけど、もっと気軽に救いを求められるような『余白』を残せる看護師になっているといいな・・と思います。



なんだか振り返ってみようと思いながらとりとめがなくなってきてしまった(・∀・;)


要するに。

めぐ嬢と同じくして『相変わらず白衣着てんだよ』ってコトなのかな?
惰性で看護師になった私だ。
何度か脱ごうと思った白衣。
もう続けられないとも思ったコトだってある。

でもやっぱり今もこうして看護師でいられるのは、自分の力でもあり、そして私の周囲の人の力でもある。

・・・感謝・・・・・・かな?(゚▽゚;)
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