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果報は寝て待て(-_☆)


果報を寝て待ってはいるのですが・・・
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昔とった杵柄?

    

なんか最近ですね、多忙極まりなくって精神的にもキツいなぁと感じるコトもしばしば。


癒しを求めてCDを漁る…




とても癒し系とは言えないケドも発掘した一枚。
リムスキー=コルサコフのスペイン奇想曲。

中・高と所属してた部活(吹奏楽部)で何度となく演奏した曲。
こんな華やかな曲なのに、ナゼか本番にはあまり恵まれなかった一曲。

コンクールで成績が残せなかったり、顧問のセンセイが急にいなくなったり、3年生が少なくて部内の統制がとれずに下級生が反乱起こしたりと、まだ中学生ながらも部の激動に飲まれて揉まれながら傍らにあった曲。
高校生になってからも部内のゴタゴタは続いてたのだけど、新しい仲間を迎えながら一緒に乗り越えた曲でもありました。


吹奏楽では原曲以上にクラリネットのソロが多い曲で、中学生の頃は先輩の奏でるソロパートの席にずっと憧れてた。
「いつか私も…」と力を蓄え続けた。



そのソロパートの譜面を手にする時は意外と早い時期にきました。

始めは休んだ先輩の代役。
急なソロパートだったにも関わらず、しっかり音がアタマに入ってて。
高校生とはいえ1年の私が、2年3年の先輩を差し置いてやり遂げてしまった。
そんな自分が嬉しいやら恥ずかしいやら気まずいやらで。
心境はとてもフクザツでした。

でもその日から先生にソロパートを練習するように言われて、コンマスの先輩と交互にソロパートを演奏するようになった。
先輩の反応は様々でしたが、それでも「やっと」もらえたソロパートの譜面が嬉しかった。

その後もいろんなコトがあった。
1年でトップやってたせいか、2年ではいつも下級生との3rd。
自分たちが聞こえなくなると、それ以上吹くなと脅されるコトもあった。
できない譜面は書き換えられてコッチに回されて、今考えても不条理なコトなのに当時の私にはやってこられる範疇の出来事だった。


3年生になって。
パートリーダー兼コンサートマスターという席を手にするのが、自分でも当たり前だとすら思えた自信家な私がいた。

そして。

本当は自分がコンマスになったら、またスペイン奇想曲をやりたかった。
あのソロパートを音楽室ではなく、講堂の舞台でもなく、本番でやり遂げたいというキモチがあった。

結局、そのチャンスは巡って来なかったのだけど、でも違ったカタチでコンマスの野望はコンクールや演奏会で果たすコトができ、悔いのない6年を過ごせてきた。





ふと手にした曲からそんなこんなと、ひたむきに一生懸命だったあの頃を思い出させてくれた。

自信に満ちてキラキラしてたあの頃を…



強く願えば頑張れる。
それで願いを叶える力を持てた、そんな頃の私を。



まだまだ私はヤレるね、と思った。
10代の自分に力をもらった、そんな夜。

明日からまたガンバロウ猫
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