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果報は寝て待て(-_☆)


果報を寝て待ってはいるのですが・・・
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winnyについて考える:利用者特定ソフトが開発されて・・・

    
情報漏洩、違法ファイルの交換による著作権侵害などで世間を騒がしているファイル共有ソフトのwinny。
今回、そのwinnyの利用者を特定するソフトが開発され、著作権保護団体が導入して違法ファイル所持者に対してプロバイダーを通して警告をしていくらしいのです。

私はwinnyを利用したコトが一度もありません。
winnyについてはおろか、P2P通信についても知識も乏しい中で記事を書いています。
そんな私でもチョット思うトコロがあるのです。
論点がズレているかもしれませんが、関心のある方は続きはご覧下さい。


winnyとは、某巨大掲示板の利用者が作成したファイル共有ソフトで、以下のような特徴がある。

・ ファイルを一旦暗号化し、さらに暗号ファイルとは関係のない第三者を経由した
 ファイルの転送が行なわれる

・ ファイルをどうやって送受信したのかがわからないので、匿名性が高い

・ クラスタ化といって、似たような趣味の利用者と繋がりやすく、また掲示板機能も
 兼ね備えているのでファイルの検索やダウンロードの効率をアップさせる仕組みがある



そもそも利用者の声を捕らえやすい場で生まれたソフトなだけあって、修正に修正を重ねることができて、開発当初からすればビックリな程、機能を充実させたソフトが完成したのではないのかと思う。
利用者の対象は、開発当初はきっと某巨大掲示板の住人と呼ばれる人達だったのかもしれない。

しかしwinnyの反響は大きく、P2P通信の世界的にも注目をあびるモノとなり、世の中にも『winnyというファイル共有ソフトがある』というコトが浸透した。
すると、P2P通信についての知識はおろか、PC初心者までもが利用できるようにまでなったwinny。
それと同時に、winnyを使ってウィルスに感染するといったケースが目立つようになり、そしてwinnyを会社や学校等の場で利用する者まで出て機密や情報の流出が問題となった。

また、winnyを介して著作権のあるファイルとそうでないファイルが混在して共有化されている現状が報道され、そして問題視されことから、世の中はwinny=悪質なファイル共有化ソフトであるといった風潮になり、そして使用することを制するような流れとなった。


更にはwinny開発者が著作権法違反ほう助で逮捕される結果に。

判決こそ未だ下ってはいませんが、元々はP2Pソフトウェアの一つってダケのwinnyで何が起こっているのか。
なぜいくつもあるソフトウェアの中で、なぜwinnyだけがこんなに騒がれているのか。

某巨大そして有名な掲示板の中で育ったwinny。
そんなに違法性のあるモノなのであれば、なぜ開発段階で防ぐことは本当にできなかったのか。



いろんなギモンが出てきました。



開発者の逮捕については、こんなコトが言われていた。
「ソフトの開発自体が犯罪なのではなく、修正した=著作権違反ほう助にあたる」のだと。
でも開発者は特定の人物に対して著作権ほう助を行なったという事実は無いといえばナイのです。
あるとすれば、クドいですが某巨大かつ有名な匿名掲示板の中でのやりとり。
それが果たして著作権ほう助に値するのか・・・。

会社や学校等で知識もないのにwinnyをインストールして情報を漏洩させてしまう世の人々。




*-*-*-*-*-*-*-*-*

なんだか論点が定まらなくなってきたので、この辺で終わりたいのですが(。。;)

開発者に対して著作権違反ほう助とかっていう前に、情報を漏洩させてしまった人達への警鐘の方が必要なのではないのかと私は思います。

情報を漏洩させてしまったのは、P2P通信とは何か、そしてファイルを共有させることとはどんなことなのか・・・といった知識が不足したままにwinnyを使っていた結果なのでしょう。
知識があればリスクについての把握もできたでしょうし・・・。

違法ファイルの共有化については、winnyにだけ言えることではないと思うんです。
確かに匿名性の高いwinnyでは、違法ファイルの共有を増長する結果になったといえます。
ただ、今回利用者特定ソフトが開発されて告訴も辞さないという話がありますが、第三者を介して特定のファイルだけでなく、そのファイルのキャッシュを転送できるwinny。
利用していれば自分でも把握しきれないだけのキャッシュがどんどん増えてくるのでしょう。
その中に違法ファイルがないと誰が言い切れるのでしょうか?
かといってキャッシュを論外にしたら、winnyにはファイルをキャッシュ化できる機能もあるので、キャッシュでのやりとりが横行して違法ファイルの共有は止められないと思うのです。
キャッシュも取り締まりの対象とすれば、利用者のほぼ全員が著作権法違反となる始末・・・。

今回導入の決まったwinny利用者を特定するソフト。
開発したのはアメリカ在住の日本人エンジニアだという。
果たしてこれからどうなっていくのかを見守っていきたいと思う。

ちなみに私は、今回の利用者特定ソフトが開発されていなかったとしてもwinnyをはじめとしたP2P通信は行なわなかっただろうし、これからもないと思う。(多分)
それはモチロン、ファイルの共有化に対する知識が乏しいと自覚しているから。
リスクも十分把握していないのに、新たなコトは始められないというコト。

やってみなくちゃわからないコトだってある。
でも自分自身を知っておくコトも必要だ思う。



参考サイト:
  Winny?
  Winnyまとめページ
  ファイルナビ
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勉強になりました♪
Pavlobaさん、こんばんはー♪
トラバありがとーございまっす♪yozoからもトラバ返させていただきました。m(_ _)m

それにして、Winnyについては本当に暗い影が付きまといますね。ネットの理想を実現するどころか、まるで違法ソフトの扱いです。ファイル共有をされると困るところがたくさんありますからね。(情報漏洩はともかく)
ネットの世界は一体どうなっていくのでしょうね。考えさせられましたよ。m(_ _)m
yozo URL 2006/06/19(Mon)17:04:17
EDITRES
Re:勉強になりました♪
YOZOさん、こんばんわ☆

>トラバありがとーございまっす♪yozoからもトラバ返させていただきました。m(_ _)m

こちらこそ、返していただけて嬉しいです。
ありがとうございます!!

>それにして、Winnyについては本当に暗い影が付きまといますね。
>ネットの理想を実現するどころか、まるで違法ソフトの扱いです。
>ファイル共有をされると困るところがたくさんありますからね。
>(情報漏洩はともかく)
>ネットの世界は一体どうなっていくのでしょうね。
>考えさせられましたよ。m(_ _)m

この一件で改めて考える機会になったのは、私にとってはいいことだと思っています。
ただ、知らなかったじゃ済まされないコトがたくさんあるってコトを一人ひとりが自覚するコトが大切なのかなぁ・・なんて思ったりもしていますが。
今のままのネット社会では、ルールも秩序も無くなって無法地帯になりそうで怖いって思う反面、同じように「怖いから使わない!!(><*)」って人も増えたりして崩壊しかねないんじゃないのかしらと心配です(。。;)
[ 2006/06/20 00:31 ]
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