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果報は寝て待て(-_☆)


果報を寝て待ってはいるのですが・・・
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◇ ◆ ◇ mixiからの転載 ◇ ◆ ◇
(2024/11/23) [PR] (No.)
(2008/10/17) 髪きってアニメちぇっく (No.881)
(2008/10/14) イロイロあるんだけど、とりあえず福山!! (No.882)
(2008/10/10) やってらんね(´Д`;) (No.883)
(2008/10/08) ほぼ日getダゼ! (No.884)
(2008/10/01) 物欲支配下 (No.885)
(2008/10/01) 墜落分娩・・・。【茄子仲間限定】 (No.886)
      

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髪きってアニメちぇっく

    

昨日、何ヶ月ぶりかに髪きってきた。

久しぶりに短くする予定だったんですが、美容院で「長い方がお似合いですよ~」なんて唆されて。
調子にのって「そんじゃ、このままで!」とかwwwww


ただ、だいぶ伸びっぱなしだったんで軽くしてもらってきました。
そして久しぶり企画第2弾。
前髪を作ってみたwwwwww


いや、いままでもあったんだけど存在を消せる程度だったんでね。
今回は長めだけどアリます(`・ω・´)



で。



今期アニメ、チェックしてますが。
収拾がつかないままに、以下をとりあえず放映分チェックしました。
(あ、昨日放送分はまだですが)

 ・ソウルイーター(コレは前期からの継続)
 ・夜桜四重奏
 ・屍姫
 ・黒塚
 ・魍魎の箱
 ・のだめカンタービレ巴里編
 ・かんなぎ
 ・地獄少女 三鼎
 ・CHAOS;HEAD
 ・喰霊 -零-

超多忙極まりない・・・

黒塚・魍魎の箱はなんだか意味がわからないんですが(。。;)
この先、だんだんわかってくるんでしょうか。
地獄少女は2期より力が入って感があるかも。
今回、イチバンわかりやすいアニメはのだめデスね、今んトコ( ̄∀ ̄;)


そんなこんなカンジですが、風邪は快方に向かってマス。
声はまだヘンですが、週末の名古屋行きは強行できそうなカンジでよかった。
名古屋を目前に控えて、美容院でおいしそうなプリン情報見つけて検索してたんですが。
ウッカリ動画まで作成→ニコニコうpまでしちゃったぞ、( ゚Д゚)ゴルァ!!


そんなワケで、名古屋ツアーに向けて一緒に行くコと打ち合わせランチする予定な休日デス。
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つーワケで。


ほぼ日手帳2009が届いて、病院監査もでっち上げ資料提出作成したりだとかイロイロあった先週。
新規のアニメも追い始めて、なんかマジで寝る時間がない!!
シゴトもなんだか忙しく、ホントにマイった、マイった。



疲労困憊してたせいなのか、なんだかカゼをひいてしまったみたいなんですが(。。;)
週末(土曜日)はカゼをひく前に(?)久しぶりに映画みた。



【容疑者Xへの献身】



いやぁ~、おもしろかったデス。
原作読んでナイんですが、とりあえず『福山』ってんでおさえときました。
ガリレオ、ドラマもおもしろかったしね。


個人的な感想。

CMとかドラマの終わり方とかで影響されまくって、製作者側の思惑にすっかりハマったんだろうなぁ。
愛・・すなわち、柴咲コウと福山がどうにかなるのかって思ってた。
だから、映画とかっていってもあんま期待はせず、とりあえず"ましゃを大画面で拝む"という目的で1800円払う的なキモチでしかありませんでした。


そしてイキナリ冒頭から悶絶!!
ヤバいっす。
超カッコイイハート達(複数ハート)

マジでホレます。


映画終わって開口一番が「ましゃのカッコよさはスクリーンにおさまりきらない」でした(・∀・;)


・・・・ちなみに隣はオットいましたがたらーっ(汗)






:::::::::::以下、ネタバレです::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

で、本編?
鬱々しくはじまる。
堤真一が演じる石神という猫背の高校教師。
実は数学の天才。
でも冴えない・・・。
なんか「えっ・・・」とコトバを失うくらいの風貌。

やたら松雪泰子の演じる花岡泰子の笑顔がまぶしく見える。

そして事件が起こって・・・・。



ずっと映画みながら、いや見る前から『容疑者X』について考えてた。

なんのコトなんだろうなって。


ストーリーがクライマックスに向かうにつれて、相変わらずましゃのカッコよさに悶えつつも少しずつ私なりの解釈が生まれてきた。


作者・製作者サイドはどう考えてるかとかってのは抜きで。
あくまでも私の主観。

『容疑者X=愛』だったのかなぁ~って。

母が子を思う愛、友を想う愛、そして純愛。


冒頭での内海刑事と湯川教授のやりとり。

 「愛なんて論理的ではない」
 「ax2+bx+c=愛という方程式があったら解けるかい?まったく論理的ではない。」

このコトバから私が思う湯川教授は、物理学でアタマがいっぱいな人なんだなと思った。
これらの言葉は決して愛を否定するモノではなく、愛という非論理的なモノは物理学を考える上では必要ではないと考えているのでしょう。
愛というモノの存在を認めていないワケではない。
だけど(物理学を考えていく上では)自分には必要がない・・・。

そんな思考の持ち主なのでしょう。

その湯川教授が"唯一の友"だと語ったのが、このストーリーでの事件で容疑者となった花岡泰子の隣人、石神だった。

彼は湯川教授と同期の数学を専攻していた天才。
四色問題を"美しく"解いてみせた(であろう)ずば抜けた知識を持っている。
天才・ガリレオと呼ばれた湯川教授が、他人である石神に向けては友だと語り、天才だと語っている。

事件を知って石神の所在を知った湯川が尋ねてくる。
そして夜な夜な語るのは酒を片手に学問のハナシばかり。
でもそんな2人が微笑ましくもみえるシーン。
最高のみやげだと言いながら、教授から借りた数学問題を石神に手渡す。
「・・・これは時間がかかるな・・・」
と言いながら、イソイソと机にむかう石神。
「時間はたっぷりあるさ」と寛ぐ湯川。

やがて朝になり目覚めると、「この問題は根本的に間違いがある」と指摘するまでに至った石神。
「たった6時間か・・・」と問題を受け取りながらニヤリと笑みを返す湯川。


とってもいいシーンでした。


いいシーンなんだけど、なんで唐突に湯川は訪れたのだろうか?ってふと思ったんですよね。
まぁ、あとになって思えば、高校教師となって"研究"から遠ざかってしまっていたと思った旧友に対して、数学への熱意とその天才ぶりを再確認しにきたんだろうなとも受け取れるワケなんですが。


この時点で既に事件の全貌が粗方見えてたんであろう湯川教授。
現に、湯川は「誰にも解けない問題を作るのと解くのはどちらが簡単か」と石神に問いかけている。

解く方が簡単に決まっているのに、石神は敢えて答えもしない。

でも、これで双方の想いが互いに通じたということだろうと私は思う。

湯川は「この事件という呪縛から友を救いたかった」というキモチだったのでしょう。
「俺がお前の考えた誰にも解けない問題を解いてやる」という宣戦布告だったのかもしれません。


しかし、その後の湯川。
どんなに内海や草薙がハナシを持ちかけても全く乗り気でない素振りを見せる。

友が事件に関わっている、そして隠蔽しているであろうコトを隠そうとしているのだろうか・・・。


同じ論理的思考と思われがちな数学と物理。
「いろんな方向から見て1つの答えを導き出す」のが数学。
そして「仮説をたて実験によってそれを実証して1つの答えにたどり着く」のが物理学であるという。

『幾何に見せかけて関数の問題』を作成するという石神の話を聞いて、湯川は事件の確証のようなモノを得る。
しかし、山荘で事件の仮説を述べようとする湯川に対して、セリフそのものは忘れましたが「実験(実証)してこそ真実なんだろう?」と聞く耳すら持たない態度をとる石神。
そして「俺には友はいない」とも・・・。

その後、雪山で遭難しかけた湯川を見捨てたかのように見えた石神だったが、「もうすぐガスは晴れる」とちゃんと迎えにきたあたりで、やっぱり友を見捨てる事はできなかったんだろうか・・というのも見え隠れする。


いろんな感情が入り乱れて、いよいよクライマックスへ。


留置所で天井を見ながら四色問題をしていた石神のシーン。
ここでビューティフル・マインドを思い出しました。

そういえば、ラッセルクロウの演じるジョン・ナッシュも似たオーラだったよな・・とかwww



そしてどんどんハナシは進んで、衝撃のラストシーン。



もうね、開いた口が塞がりませんでした。



ダメな意味ではなく、モチロン良い方の意味です。

なんて言うんですかね、圧巻?



堤真一バンザイ、松雪泰子バンザイ、そしてましゃバンザイでした。

なんぢゃそりゃ?ってカンジでしょうが、もうコトバにはできません。
何を言っても説得力なさすぎですから、私。


でもココで私はようやく『容疑者X=愛』なんだなって思った。
純愛に泣く者、友を想い涙する者、そして友の為に自分の役割を果たそうとする者・・・。

石神があんな風に取り乱したのは「事件という一つの方程式を解いていたハズなのに、そこに愛があったことを知り自分の導くべき答えが出せない状況に陥ってしまった・・・」ってことに気がついたココロの慟哭だと私は思います。
その愛に気がついたトコロで、自分が取り返しのつかない事をしてしまったということにも気がついて泣き叫んだのでしょう。

このシーンは他には誰も立ち入ることができないモノを感じました。
松雪泰子もひたすら謝って泣き叫び続けているワケなのですが、もうそれはせつないまでに胸にキンキンときます。


湯川が内海に向けて事件の全貌を話すシーンで「刑事ではなく、友人として聞いてくれ」と言っているコトから、湯川はその愛に気づいていたんでしょうね。
いや、石神も愛の存在に気がついてなかったワケではないのでしょうが、"それとコレとは別"的なカンジだったのでしょう。
何せ、一つのやっかいな"誰にも解くことの出来ない問題"を考えているんですから。



最後の取調べ室(?)のようなところで湯川と石神が話すシーン。
 「俺は話したぞ!」
と力強く言う湯川。

これは「俺は俺の仮説を実証したぞ!」というコトでいいのでしょうか。
その答えがあのラストシーンなんでしょうね。


いやいや、取りとめのナイままに長文となってしまいました。
でもこんだけ力説したくなるくらいイイ映画でした。

ココまで読んでくれた方、いるんでしょうか(・∀・;)
お疲れサマでしたん♪
      

やってらんね(´Д`;)

    
明日、ウチの職場に監査が入る。


前々からわかってたコトなんだけど。



今日になって私、院内教育委員だったコトを知る。
そしてその委員会の活動内容についての議事録を作成しろと言われた。





監査は明日なんですけど???





つーか、委員会あったのすら知らない私。
議事録ったって、会議も活動もしてないぢゃん?







・・・・・・・・・・・でっちあげ?











アヒャ(゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚∀゚)








つーか、徹夜だよ。コレ・・・
\(^o^)/オワタ・・・
      

ほぼ日getダゼ!

    



べ、べつにNARUTO見てたワケぢゃないんだからねっあせあせ(飛び散る汗)





えっと。


本日‥いや、昨日ほぼ日が到着シマシタ猫
ファブリックカバーなんで、ちと出費がかさむ来年の手帳。
内側が革なんで、チョットだけリッチかも?
      

物欲支配下

    


以前から気になってたモノの一つ。

『ドアラのひみつ~かくさしゃかいにまけないよ~ ドアラ著』

買っちゃいました、ついに。えぇ。


オットがいよいよDS‐10の購入を決めたんで、ついでに頼んでもらった。
で、昨日到着。

感想はヒトコトでは語れません(・∀・;)
ただただ、もう。それはドアラでしたwww
こんなヤル気なドアラはそうそう見られないかもしれない。

うん。買ってよかった。



今日は平日休みで、溜め込んだ洗濯をしていたんですが。
まぁ、せっかくの休みだしと最寄りのイオンモールに行ってみた。
冷蔵庫がもらい物のゼリーとかしか入ってないという危機的状況だったので、夕飯の買い出しにも行っておかないとだったし。


ブラブラしてたら恐ろしく物欲にかられた。
洋服だのブーツだの・・いろいろ欲しいモノはあった。
でも踏みとどまった。

なぜなら豪遊旅行前だから。
それにこないだ入間のアウトレットでコーチのバックも買っちゃったしね(。。;)
カード使ったから、残しておかないとマズいんすよ。

こないだからチョコチョコと前々から欲しかったモノを買っちゃったりしてるコトもあってマジでヤバい。



 イキガミの大人買い(1~5巻)
 LIAR GAMEの新刊
 コンパクトプリンター(ケータイとかデジカメ写真用のプリンター)
 \980の激安microSDカード
 ぼくらの(新刊)
 傘(大して使いもしないクセに・・・)
 


今思いつくダケのお買い物一覧。
総額にすると・・・んと・・・2万チョイ?

でもまだ何かかってる。

ホント、チョコチョコ買いばっかしててダメだ。
気がついたらサイフがすっからかんになってる。

今月はコーチのバック代が引き落とされて、あとほぼ日手帳も届く。
あとは名古屋旅行か。


ん~、危機的ってワケではナイにしても、コレはチョイとマズいかもしれん。
なんだかまだまだ欲しいモノはたくさんある。
冬物も欲しいし。
あ、加湿器が壊れたから新しいの買いたいし。


ドームんトコのイオンにできたっていうドアラ神社、まだあるのかなぁ?
名古屋行ったら行ってお金が儲かるように祈ってこよう(´・ω・`)マダアレバネ・・・
      

墜落分娩・・・。【茄子仲間限定】

    
こないだ当直でやってしまった。(月曜未明)




そんなワケで、少々落ちてます。




一緒にいた当直Dr.もよくやったとは言ってくれたんだけど。


少々中身をブチまけてみると、まぁ、仕方がナイといえばそんなカンジがしないでもないんだけど。


当直体制は助産師1名+看護師2名ってのがフツーで、今回の当直もそうだった。

でも中身は助産師は新卒助産師。
私がリーダーでもう一人の看護師は一回り下。
私は一応分娩係も日勤で担当するコトもあるけど、助産師と一緒であくまでも分娩サポート。
私から下の看護師は、準看時代からの卒業生でもなければ分娩係はノータッチ。
例外になく、一緒に当直をしたコもベビーキャッチはできるけど、分娩はみられない。

日勤者からは、翌日に誘発分娩を控えた初産婦1名で分娩進行者が申し送られた。
あと他に、日勤帯で前駆陣痛で帰宅させたという人がいたコトも申し送られた。
「1経だからもしかしたら来るかも・・・」と。

そんなこんなで迎えた当直。



今までの当直は、リーダーやってても助産師はそれなりに経験のある人でつけてくれてたんだよね。
だからこの日が新卒助産師とは初当直だった。
このコの当直は祭のように忙しいっていうんで有名。
でもそのコにとってみても、看護師(正確には古株準看)で何人かは取り上げができる人がウチの病院にはいるんで、私のように経過は見られるケド内診も分娩もできない人だらけの当直は初めてだったワケだから緊張もしてたと思う。

そんな当直だったから万事に備えて、早めに夕食もとったし、休憩もいつでもできる体制を整えた。
先にできるコトは先回りして、なるべく負担を後に回したくなかった。


その甲斐あってか、日付が変わって2時頃から立て続けに陣発入院が重なった。
日勤者から申し送られた前駆陣痛の1経の人も含めて4件続いた。
でも滞りなくできた。

でも一気に進行者が増えたせいか、助産師のコは少々パニック気味。
把握しきれていないみたいだったんだけど、「一通り申し送って」と情報を整理させる余裕がまだ私にはあった。


ベビー達の授乳も終わって、少し横にさせるコトもした。


5時。


進行者の様子を見に行ったコ(助産師)から、どうやら誘発予定だった人が陣痛きててツラそうにしてるという。
誘発分娩の前処置としてネオメトロ挿入してる人だったんで、「メトロ抜けたの?」と聞くと「本人は出たカンジはしてないって言ってるんですケド・・・」と。
メトロが抜けてなければ診察はできないワケだからする必要ないケド、でも抜けているんなら進行してるワケだから診察が必要。
だから抜けてるか抜けてないかをちゃんと見てきてとそのコにいいながら、一緒に患者のトコへいった。

そしてやっぱりメトロは抜けており、診察の結果は8センチ開大。
かなり展退も進んでる様子だという。
自分の技量も判断力も自身がナイというコトもあって、とりあえず分娩台に移してみていくコトにしようと指示。
そんなコトをしてたら違う部屋からコール。
見に行くと、そっちもツラくなってきたと。
分娩台にさっきの患者を移動させるのを代わって、助産師のコにはソッチの診察に行ってもらった。
すると子宮口全開大してるってんで、ソッチも分娩台に移したいと。
同時分娩はできるだけ避けたかったんで、とりあえずどっちも分娩準備に入って助産師のコはいつでも取り上げられる体制をとってもらうコトにした。

「もちそうなのはどっち?」と私。
「全開の人はまだアタマ高いんで、やっぱり誘発の人の方が心配。さっき診たらほぼ全開になってたから人破(人工破膜)すればお産にできるかも?」と助産師。

だから「コッチは頑張れるだけ押さえるから、じゃぁ向こう行って先生よんでお産にして!」と私。


全開したケド初産婦は初産婦。
呼吸で陣痛逃して時間をかせぐことはできる。

そうしてるウチに、もう1人の看護師が「1経の人がいきみたくなったって・・・」と分娩室に。
全開の初産婦はまだ呼吸で時間が稼げる見込みがあったので、そのコに任せて今度は私が1経産(日勤帯から申し送られた前駆陣痛の人)の所へ行った。
すると、その人は誰がみてもヤバそうな形相。
ウチの病院は分娩室が3つ。
最後の分娩室へその人を移した。
診察するまでもなく、分娩台の上にのせてモニター(分娩監視装置)をつけてると自然破水。
もう押さえてないと児が出てくる。

マズいと思って「先生よんでー!!」と叫んだ。

隣の分娩室でもお産にしようと先生待ち。

すぐ来てってもう一回電話して!と私。

押さえてる手が羊水まみれだけど、もう必死。
離せば確実に出てくる。
両手で押さえてても押し返してくるのを感じる。

そうこうしてるうちに、ようやく先生が来た。
ようやく・・といっても、そんなに時間はかかってなかったハズなんだけど。
待ってた私はすごく長く思えた。

そのまま先生が診察しながら分娩準備をしてお産に。→6:02
助産師いないんで先生が児も胎盤も娩出させて、隣の初産の人のトコロへ行く。
生まれた児はゲンキだったけど、とりあえずキレイにしてママのトコロへ。
(この時はカンガルーケアとか何とか口先ダケで、とりあえず取り違えが起こらないためにゲンキだったら即、母の胸元へのっけておいた方が事故が起こりにくいと思ったんで。)

ベビーの処置をやってる最中に、全開の初産のトコにいた看護師がまた1人入院がきたと。
1経だけど、まだ陣痛間隔は3~4分あるみたいとのこと。
とりあえずモニターつけて陣痛室に寝かせておいてもらった。

とりあえず入院時診察・・・でも、先生は産後の人のナートしてる。
助産師は全開の初産婦についてる・・・。

行けないなと思って誰か応援を呼ぼうかと思った。
だけどお産は残り1件。
先生がナート終わったら診察に行ける。
モニター上でもハリ(陣痛)はきてるケド、やっぱり3分くらい空いてるし短そう。

そうこう悩んでいた矢先の出来事。


ナースコールが鳴った。
出ると・・・







「うまれました・・・」と。



 ?!




聞き間違えたと思った。
つーか、聞き間違えであって欲しかったのかもしれない。


コールのあった先(陣痛室)へ行くと、さっき入院してきたという人が「うまれちゃった・・・」と。


え?と思ってかぶっていたタオルケットをめくる。



児がいた・・・・・・。




もうアタマ真っ白になって座り込みたい衝動になった。
でもマズいと思って児を母親の足の間に挟み込むように固定して、動かないでと言いベビー用のタオルを何枚か引っつかんで「先生呼んでー!!」と叫んだ。

3人目のお産を向かおうとしていた先生も声を聞いて走って来てくれた。


児は泣いていたんで、とりあえず臍帯の処置(クランプして母体と引き離す)をしてインファントまで連れていった。
ソコでもう1人の看護師に代わってもらってお産のセットやら処置用のカートやらを引っつかんで陣痛室に戻った。

「とりあえず胎盤はすぐでそうにないから、部屋移して。」とDr.
ストレッチャーでOPE室へ。
(分娩室が使えない場合はOPE室に行くセオリーなので)
バイタルとりながら気分悪くないかとか聞きつつ、ルート確保。
1人でバタバタとしながらココロでは泣きそうだった。
でも患者さんは「ゲンキに生まれてよかった・・・」と。
「1人で不安でしたよね。ごめんなさい。」これがその時の私に言える精一杯の言葉だった。

その間に最初に全開大した初産婦のお産(6:27)をして、処置が終わったら先生がオペ室にきた。
そこから胎盤を娩出させて4件目が終了したのが7時10分前。

「私、ラッキーです。超安産だったってコトですよね。赤ちゃんもこんなにゲンキだし。」

と患者。

気を抜いたら涙が出そうだった瞬間。

「お母さんも赤ちゃんもゲンキで何よりです。おめでとうございます。」

そう言わなくちゃと思って声をかけた。

そして赤ちゃんに「ゲンキに生まれてきてくれてありがとう。」と言った。




オペ室を片付けてナースステーションに戻ると、先生が記録をしていた。

1経なのに結果的に言えば放置してしまった結果の墜落分娩。
把握しきれてなかったことや応援を呼ぶタイミングを見定め切れなかった私の采配ミスについて謝った。

そこで言われたのが冒頭のことば。


「あの状況でよくやったと思うよ。確かに墜落分娩は病院では避けるべきことではあるけれど、でも起こってしまう時には起こっちゃうんだよ。廊下やトイレとかで生まれちゃうとかよりはずっといい。患者さんもああ言ってくれてるワケだしね。それを受け止められる度量がないといけない。●さん(新卒助産師)はまだ若いし経験も浅いから今回のことで落ち込むかもしれないけど、そこで君も一緒に落ちてたら●さんも患者さんも報われない。落ち度があると思うのならそれを次に活かせばいい。それにオペ室での患者さんへの声かけ、あれはさすがだと思ったよ。」と言ってくれた。


とはいえ、初の墜落分娩経験。


とりあえず今週末まで当直はナイんだけど、やっぱり怖い。
それまでにキモチ入れ替えなくちゃ・・・。
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